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工事進行基準・完成基準⏱️ 7 分で読める📅 最終更新日: 2026-08-18

建設業の未成工事支出金(WIP)原価棚卸と期首洗替仕訳・完成工事原価振替実務

建設業財務諸表作成基準 / 企業会計基準第29号 収益認識に関する会計基準

⚖️
法的根拠・公的ガイドライン
建設業法施行規則第18条別記様式第15号 / 法人税法施行令第138条
💡本稿の要点(サマリー)

決算期末における未成工事支出金の原価性判定、材料費・労務費・外注費の工区別配賦基準、翌期首の自動洗替仕訳、および工事完成時の完成工事原価への振替プロセスを完全図解。

▌1. 未成工事支出金(WIP)の会計的性格

未成工事支出金とは、決算期末時点でまだ完成・引き渡しが完了していない工事案件に投じられた原価(材料費・労務費・外注費・経費)を、損益計算書(P/L)の当期費用から除外し、貸借対照表(B/S)の流動資産として繰り延べるための棚卸資産勘定です。

原価発生ステージ会計処理・計上科目財務諸表への反映
工事施工中材料費・外注費・労務費・経費の発生工事原価台帳へ直接集計(プロジェクト別)
決算期末(未成)発生原価を「未成工事支出金」へ振替貸借対照表(B/S)の流動資産に棚卸計上
翌期期首前期繰延原価の洗替(戻し入れ)当期発生原価科目へ復帰
工事完成・引渡時累積未成工事支出金を本振替損益計算書(P/L)の完成工事原価へ一括計上

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▌2. 決算期末と翌期首の洗替仕訳(借方・貸方)

【期末棚卸時】発生費用を資産へ振り替え

当期発生した工事原価のうち未完成分(例: 500万円)を繰り延べます。

  • **借方**: 未成工事支出金(流動資産) 5,000,000 円
  • **貸方**: 未成工事支出金振替高(原価控除) 5,000,000 円
  • 【翌期首】前期繰延分の洗替(戻し入れ)

    期首初日に前払原価を再び当期の工事費用へ戻します。

  • **借方**: 完成工事原価(または各原価科目) 5,000,000 円
  • **貸方**: 未成工事支出金 5,000,000 円
  • ---

    ▌3. 工事完成・引渡時の完成工事原価への最終振替

    工事が完成し施主への引渡が完了した時点で、プールされていた全未成工事支出金を「完成工事原価」へ本振替し、売上高(完成工事高)と対応させます。

    #未成工事支出金#WIP#洗替仕訳#完成工事原価#原価棚卸#工事進行基準
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